2022.04.04

現在の安定に感謝。うつ病を患った私を助けてくれた3つの福祉サービス

こんにちは、Yuyaです。うつ病(双極性感情障害)を発症して6年経ちました。ジルベルトで働けるまで回復できたのは、周囲からのサポートもありますが「福祉サービス」の存在も大きいです。

今回の記事では、これまで私を助けてくれた福祉サービスについて紹介します。今、障がいを抱えている人や周囲の人達がこの記事を読むことで、理解を深め、明日へのアシストになってくれることを祈ります。

私を助けてくれた3つの福祉サービス

私はこれまで3つの福祉サービスを受けてきました。

  • 障害年金
  • 精神障害者保健福祉手帳
  • 就労移行

「障害年金」とは、自分が抱えている障がいの種類や症状に応じて、まとまったお金が支給される制度です。次に「精神障害者保健福祉手帳」は公共施設や交通機関の料金が、割引や無料になります。そして「就労移行」です。このサービスは、社会復帰を目指す障がい者が、社会で必要となる技能訓練を受けることができる取り組みのことです。

これら3つのサービスのどれもが私の「日常生活」を手堅く支援してくれました。

福祉サービスを受けるようになったきっかけ

私が3つの福祉サービスを受けるきっかけとなったのは、5年前の家族の話し合いでした。精神病院から退院したばかりの私は、これから先の生活の目途が立たず途方に暮れていたのです。そんな私を見た両親が「精神障碍者である現実を受け入れた上で使える支援サービスを利用しなさい」とアドバイスをくれました。

起きてしまった事実から目を背けず、自覚していくことの大切さを伝えたかったのでしょう。そして、その言葉は後ろめたさを感じていた私の励みになりました。その出来事がきっかけで、私は福祉サービスを受ける決意をしたのです。

福祉サービスのおかげで助かった実体験

これら3つの福祉サービスには本当に助けられています。施設や交通機関が割引・無料となる「精神障害者保健福祉手帳」は行動範囲の拡大を可能としました。「障害年金」は心の余裕をもたらしました。奨学金の返済も相まって、お金がなくなる現実が本当に怖くて、苦しい日々を過ごしていたからです。そして「就労移行」ですが、このサービスがなければ、ジルベルトで働くことはおろか、社会復帰も出来なかったでしょう。

福祉サービスを利用して社会に恩返しをしたい

今の福祉サービスに対して、私に出来る恩返しは「日々を懸命に生きること」です。自分の生活を支えてくれているからこそ、自分の生き様でそれを返したい。そう思い、私は今日も出来る限り悔いのない日々を送るように心がけています。