2022.04.01

うつ病患者のお金の話。死んでしまうとまで感じた過去と、充実した現在

こんにちは、Yuyaです。私は、うつ病の障がい者です。思うように働けないこともあり、金銭的に難しい時期も過ごしてきました。「今までどうやって生活していたの?」「お金は大丈夫だったの?」障がいを患った人なら一度や二度聞かれたことがある質問でしょう。今回の記事ではうつ病の障がい者がどうやって生活していったのかを「お金」の面に焦点を当てて紹介していきます。今まであまり知られていなかった部分に切り込むことで、障がい者に対する理解を深めていっていただきたいです。

会社の給料+障害年金⇒投資信託へ

私はうつ病持ちの障がい者としてジルベルトで、週5日6時間働いています。入社した当初は週5日4時間体制で、収入は8万円前後でした。しかし、去年の12月頃から、仕事での頑張りが評価されて2時間延長で働けるようになりました。収入も約3万円プラスされ、貯金や家に入れるお金も増やすことができました。

また、自身の障害等級に応じて、お金が支給される「障害年金」もあります。金額は約97000円になります。毎月出るわけではなく、偶数月のみですが、それでも厳しい状況を助けてくれる頼もしい存在です。

更に、収入の一部を貯金だけではなく「積み立てNISA」「iDeCo」等の「投資信託」にも充てています。将来の自分がより良い生活を送れるように頑張ってお金を増やしている最中です。

お金がないことでいつも切羽詰まっていた過去

うつ病になって5年近く経ちました。一時期は仕事に就くことも出来ませんでしたが、幸い金銭面でのトラブルに巻き込まれることはなかったです。ただ、常に「お金がなくなる=死んでしまう」という思いに取りつかれていました。奨学金の返済も相まって、余計にその思いは強くなりました。その経験があるからこそ、今の仕事があり、収入がある状況に心から安堵しています。

収入基盤を支えてくれた家族の存在に感謝

今の私の収入基盤は、ジルベルトでの給料と障害年金です。この2つの存在は大きいですが、それ以上に「家族」には本当に助けられています。食事、住居、光熱費の心配をしないで済む状況は本当に有難いです。そして何よりも、こんな自分を受け入れ、認めてくれている事実に感謝しています。

今は「家賃」として1万円しか入れることができていませんが、いずれは自立して、少しでも多く納めることができるようにするのが私の目標です。

上を目指すことで、金銭的にも人間的にも余裕を持たせたい

働く上での私の目標は「今よりも上に行けるようになること」です。給与面もありますが、何よりジルベルトが掲げる「現状維持ではなく、上を目指す人と働きたい」という理念に添うため、頑張りたいです。

また、収入を上げていくのに伴ってお金に対する節度も身に着けたいです。貯金や投資信託、自己投資、節約等の勉強をしていきます。今では赤字になることもあったり、貯金額もわずかだったりしますが、いずれは余裕がある経済基盤を築けるようになりたいです。

「お金は大切」その言葉の通り、ある程度のお金があれば、心に余裕が生まれ、気持ちも落ち込むことが少なくなります。それが私が抱えているうつ病の症状回復にも繋がるだろうと考えているので、頑張っていきます。