2022.03.08

双極性障害のせいで散財する癖が。自暴自棄になりそうになったけれど、周りに助けられた

こんにちは、Ayakoです。私は、双極性障害を抱えています。そんな私の失敗談は、散財。みなさま、散財してしまったという経験はありますか?恥ずかしながら、私はあります。でも大丈夫。冷静さを取り戻すことはできます。このコラムでは、散財について、どういう点に気をつけたらいいかについて書きました。参考にしていただけたら幸いです。

双極性障害はテンションが2極化する。活動量を自分で制御できない

双極性障害は、ハイテンションで活動的な躁状態と、憂うつで無気力なうつ状態を繰り返します。散財をしてしまうのは、ハイな時。気分がハイな時は「買い物したい!」という衝動を抑えることができなかったり、常に外出したくてうずうずしている状態になったりします。

気持ちが大きくなり次々と買い物、挙句に貯金も使い果たす

お金の無駄遣いが続いて散財したことは、双極性障害の症状の一番の苦しみです。ハイじゃない時は、冷静でいられます。しかし一度、お買い物をするとリミッターが外れたように散財してしまう…そして気持ちが大きくなって、大きな金額も気にせず、平気で購入を繰り返してしまうという症状に悩まされました。

今働いているジルベルトにちょうど入る前のことでした。有名ブランドの新作バッグが目に止まり、大きな金額でしたが、気にせずクレジットカードで購入してしまいました。そしてバッグを購入すると、それに合う服、靴、ネイル…どんどんクレジットカードで支払い続けて散財。そうしていくうちに、貯金も使い果たす結果となってしまいました。財布の中は、数千円になっていたのです。日々の食費もすべてクレジットで払う日々。はっきり言って異常なほどの散財です。

自分なりの対処法を決める、まずは現金でやりくりする

貯金を使い果たし、散財し、財布の中身は空っぽの状態。双極性障害という障がいのせいとはいえ、落ちるところまで、落ちたという感じでした。

なんとか対策を立てて散財をやめようと思いました。まず最初に私がしたことは、クレジットカードをすべて主人に預けたことです。買い物は現金でやりくりすることから始めました。一週間で決まられた金額しか財布に入れない。そうして、やりくりを始めたのです。

散財は誰かを頼って解決に取り組んでみて

双極性障害と散財は、密接な関係にあります。なので、気合いや根性では解決しない場合が多いでしょう。一番重要なことは、自分ひとりで解決しようとしないこと。双極性障害を良く知る、精神科の先生にまず相談してみることが大切です。

私が先生に相談すると、先生からはクレジットカードの分割払いをなくすように言われました。私は、2回払いに分割をする癖がありました。分割を最初に治すように指導を受けました。

双極性障害の方は、テンションが上がった時、私のようにお金を使いすぎて悩んでおられる方も多いかと考えます。でも大丈夫です。それは障がいのせいです。自分を恥ずかしいと思ったり、おちこまないで下さい。私は、主人や先生と一緒に散財の解決に取り組みました。