2022.01.28

みんな諦めていない。障がい者と共に働いて稼ぐということ

こんにちは、Yuyaです。ジルベルトでは私と同様に、何かしらの障がいを抱えて働いている人がいます。そして、それぞれが各々特性に合わせた分野で活躍しています。時には、互いに協力し合って仕事に臨む事も多いです。今回の記事では、私が他のスタッフと仕事をしてく中でどんな経緯、どんな思いで働いているのかを中心とした上で、文章に纏めていきたいと思います。

適切な距離をわきまえて共に働く障がい者同士

私はジルベルトで「発達障がい」「精神障がい」「身体障がい」を抱えている人達と一緒に仕事をしています。しかし、普段はあまりそのことには触れないで仕事をしています。知りたくないと言えば嘘になりますが、気安く触れてはいけないデリケートな部分だと感じているので、そのことについては基本ノータッチです。けれど、決して互いによそよそしい感じではなくて、心の距離をわきまえた上で理解したいと考えている人達がほとんどです。私はそんな人達と一緒に仕事をしています。

人の心の中を意識しすぎたばかりに、3回仕事を辞めた過去

私は過去3回、一般企業で働いた経験があります。幸いなことに、パワーハラスメントやモラルハラスメントを受けたりすることはありませんでした。ただ「人から見られている自分」を過剰に意識しながら仕事をしていました。ちょっとのミスでも「嫌われているのではないか」「怒らせてしまったのではないか」と考えていたのです。そして、悪い方に想像しすぎてしまったが故に、心身のバランスを崩して辞表を出すまでに至った過去がありました。

障がいは個性。偏見を体験したからこそ言える答え

私自身、ジルベルトで働く以前に、障がい者の方と一緒に働く機会を持ったことがあります。その経験もあってか今でも「障がい者だから」と言った偏見や差別的な感情が生まれてくることはありません。ただ、他の障がい者の仕事の上で「できること」「できないこと」を見ていくと「やっぱり障がい者なんだな」という思いが出てくることは否めないのも事実です。

しかし、自分も同じ障がい者である以上「障がい」を持っていることが原因で、周囲から偏見の目で見られる辛さを知っています。よって、障がいはその人にとって「個性」の1つなのだという視点に立った上で、一緒に仕事をしています。

障がい者だからといって、諦めるような人間にはなりたくない

ジルベルトのスタッフの一員として今後、仕事における能力を伸ばしていくのは勿論ですが「しっかりとした生き様」を示していける人間になりたいです。障がい者だからという理由で、色んなことを諦めたり、我慢してしまうのはあまりにも勿体ないことです。また、障がい者であることにこだわり過ぎるのも問題だと感じています。

それらを踏まえた上で、私は「障がいを持っていても出来ることは沢山ある」そんな思いを示していけるようなスタッフ、人間になりたいと考えています。