2022.03.24

もう休んでもいいんだよ。うつ病になった当時の私に言ってあげたいこと

こんにちは、Yuyaです。うつ病を発症して5年近くなりました。気分の浮き沈みはありますが、それでも、日常生活を送れるくらいまでには回復しました。そこで今回は、気持ちが安定してきた今だからこそ、うつ病が酷かった時の自分に言ってあげたい言葉を紹介します。客観的な視点で自分を見て、自分自身を肯定するきっかけにしてもらえたらと思います。

うつ病は一生の悪友となった

私が抱えている障害は「うつ病」です。仕事でのストレスや自己評価の低さなど、悪いタイミングでたくさん重なり、うつ病を発症しました。「うつ病は一生」ものと呼ばれています。いつ爆発するかもしれない「気分」という名の「爆弾」を抱えて生きていると感じています。

しかし、決して悲観はしていません。うつ病と付き合い始めて5年近く経ちましたが、扱い方にも慣れ、自分なりに穏やかな毎日を過ごせています。

人生の敗北者になったと感じた過去

今でこそ、うつ病を受け止めることができていますが、発症した当初は全く真逆の考え方をしていました。「人生が終わった」そう思っていました。

働くこともできない。日常生活すらもままならない状況の中で、私はどんどん自分自身を追い詰めていきました。頭の中に自分が勝手に作り出した「他人」や「世間」の声に惑わされ、症状もどんどん悪化していきました。そして、3ヵ月の入院生活を余儀なくされたのです。

うつ病になったのは、避けられない必然の出来事

うつ病での入院生活から5年近く経った今で、思うことがあります。それは「うつ病」になったことは、自分の人生において避けられないことであり、必要な出来事だったということです。

発症した当初は本当に苦しくて辛い日々を送っていました。しかし、その辛さと痛みは時間の経過とともに緩やかだけど、確実に回復してきます。そして、そんな過程の中で、自分の間違った考えや価値観を改める良い機会にも恵まれました。

「もう休んでもいいんだよ」と過去の自分に言いたい

うつ病の症状が緩和して5年近くなります。気分が安定している今だからこそ、あの頃の自分に言ってあげたい言葉があります。

「本当によく頑張った。だから、もう休みなさい」

自分自身のこれまで歩んできた道のりを決して否定せず、これからの自分のためにどうすれば良いのかを柔らかい口調で書きました。うつ病になったのは、それだけ頑張った証拠。そして、そんな自分を労うために休んでほしい。「自分を肯定し、認めることが回復への第一歩」そう思い、この言葉を贈りたいです。