2022.01.14

うつ病を患っても、変わらず接してくれる人たちに救われる日々

もし、あなたの身の周りに「うつ病」を患っている人がいたらどう接しますか?うつ病のことを気にしないふりをするか、認識した上で受け入れるか…もしくは遠ざけてしまうか。対応は人それぞれかと思います。今回の記事では実際にうつ病を患っている「私」自身の体験を踏まえて、当事者がどんな思いで生きて、どう接してもらいたいのかを紹介していきます。

私は少数の人にだけうつ病を打ち明けている

私は、うつ病を患っています。現在付き合いがある人の中で、この事を打ち明けているのは親族以外で6人ほどです。私自身あまり後ろめたいことではありませんが、人によっては気分を害してしまうかもしれないと考えてしまい、あまり大勢には話してはいません。打ち明けようと思った人は、私自身が「うつ病のことを話しても大丈夫」と思えた人達だけです。

周囲の理解が必要だと感じ、うつ病を告白していた

私がうつ病を発症したのは、今から約5年前です。発症した当初は、日常生活や仕事の面でも隠しておらず、全てを話していました。しかし、それは決して前向きなことではありません。話して理解を得ないことには、自分はもう生きることができないと考えていたからです。また、話をして分かってもらえないと、最悪死に至るかもしれないと思い込んでもいました。それくらい当時の私は悲観的であり、鬱屈とした思いを抱いて生きていました。

私を救ってくれた3つの経験

しかし、過去の鬱屈とした思いは、もうほとんどありません。その理由は以下の通りです。

  • うつ病でも頑張って生きている人達を知ることができたから
  • うつ病のことを理解してくれる人達が大勢いることを知ることができたから
  • うつ病もある種の「個性」だということを知ることができたから

これらの3つの大きな経験を知ることができたので、今では昔のような悲惨な思いはほとんど抱いていません。また「うつ病だから〇〇のように接しないといけない」といった選別的な思考で接することなく「うつ病だけど、根本的な部分は変わっていない」のように、ありのままの私を認めてくれる人が多かったことが救いでした。

病気ではなく、個性として捉えて欲しい

うつ病を患っている者からしてみたら「病気」という理由で特別扱いしないで欲しいのが率直な願いです。少し不自由な面もあるけれど、うつ病もその人の個性の一部に過ぎない。そう考えてくれる人が少しでも増えてくれることが、私の願いです。