2022.02.25

努力が楽しくなるなんて!双極性障害でも仕事で成長できている

こんにちは、Ayakoです。双極性障害を持っている私は、仕事で苦労することも多く、忙しい毎日を送っています。仕事に行きたくないと思ったこともあります。効率良く仕事をこなせるようにするにはどうしたらいいか、試行錯誤の日々です。

今与えられてる仕事は「清掃」「ライティング」「データ入力」などがあります。それぞれ大変な作業で要領も変わるのですが、他のメンバーともうまく協力しながら、確実に業務をこなしていこうと頑張っています。双極性障害は仕事を休みがち…という情報もありますが、今のところ私はたまにお休みを頂く程度で済んでいます。辞めたいとは思っていません。仕事で成長できることを、知れたからです。

双極性障害でもいろんな仕事ができる。忙しいけど充実してる日々

私は今、大きく分けて3つの仕事をしています。

清掃

清掃業務は、主に地域清掃を行なっています。マンション内の清掃、室外トイレの清掃などです。シフト制になっており、私は週1で、清掃活動を行っています。日々の清掃活動はもちろんですが、例えばマンションの階段のところの電球が切れていたりしたら、管理人さんに報告をしたりしています。

実際の清掃以外の業務として、週1回行われる会議の進行役や、会議の資料を作ったりする仕事をしています。双極性障害を持っていても、健常者と同じように働けるようになれて、とてもやりがいを感じているところです。

ライティング

ライティングという仕事は、今見て頂いているコラムの執筆作業です。双極性障害のこと、自分の仕事のこと、日々の生活ついてのことなどをまとめています。双極性障害になってから、自分と向き合う時間が増えました。そのことをコラムに書くことによって、気持ちが整理されます。また、自分の双極性障害の特徴や経験が、読んで頂いた誰かのためになると想像すると、とても嬉しい気持ちになります。

データ入力

データ入力という仕事は、主に事務代行の仕事です。注文書をもとに、端末に入力していく作業になります。単純作業のようですが、効率や正確性が求められます。最初の頃は、双極性障害特有のうつ状態や、慣れない作業のせいでパニックになってしまったりしました。それでも自分で勉強や練習を重ねて、やっと形になってきたことが嬉しいです。

不器用でも大丈夫、工夫次第で着実に成果を挙げられる

ジルベルトに入り、工場に出向いて作業をする仕事をしたこともあります。双極性障害やパニックの他に、私は人一倍不器用という特徴も持っています。なので、周りより作業スピードが遅かったのを記憶しています。

また、倉庫での梱包作業も経験し、そこでもミスをしました。例えば、瓶に入った梅干しを箱に梱包する作業。箱を組み立てるのに、慌てて組み立てしまい箱をダメにしてしまった経験があります。迷惑をかけてしまった…とその時は落ち込みました。

双極性障害の「うつ」に部分が出てしまったこともありますが、私は諦めずに改善を試みます。私が一番効果があって今も気をつけていることは「焦らないこと」です。周りと作業スピードが多少遅くても気にせず、着実に丁寧にすることを心がけました。「着実に丁寧に」を心がけるうちに、作業スピードが早くなり、失敗もなくなるようになりました。

清掃業務の中心的な存在になり、メンバーと一緒に成長したい

私は、仕事で認められるととても嬉しい気持ちになります。双極性障害でネガティブになりがちな気持ちでも、認めてもらえるとふっと心が軽くなります。そして今では、清掃業務メンバーのまとめ役を担うまでに成長できました。清掃メンバーの中には、ベテランのメンバーさんもいます。でも、ベテラン関係なく私についてきてくれるのが嬉しいです。

私の使命は、与えられた仕事をきちんとこなし、清掃メンバーが仕事をしやすいように整備する役割だと感じています。清掃メンバーと共に、日々成長していきたいです。双極性障害を持っていても、パニックになることがあっても、しっかり成長できる生き方があるということを証明し続けていきたいです。

双極性障害やパニックに負けず、自分を高める努力を怠らない

今ジルベルトには、私よりも年下の人たちが働いています。私は先輩に当たるので、必然的に教えていく立場になります。自分は、教える立場にあるということを自覚し、ふさわしい行動をとらないといけないと考えます。現状に満足せず、自分をより高めていけるような人になりたいです。それでも、まずは自分の体調を守ることが最優先。休みたいと思ったことも、正直あります。でも、双極性障害やパニックとうまく付き合いながら、これからも仕事も頑張っていきたいと思っています。