こんにちは、Shinichiroです。今回は、僕と似たような症状に悩んでいる人に向けての記事を書こうと思います。僕は声に障がいを持って生まれたり、通勤中に迷子になったり、引きこもりを経験したりしました。どん底に落ちたこともある障害等級2級の40代です。
今抱えている僕の障がいについて
僕の障がいは、パーキンソン症状を伴う統合失調症です。いまだに「しんどいな」と思うことはあります。耳鳴りによる睡眠不足や、転倒癖、脳萎縮、低血圧症、下肢の動揺、構音障がい(上手く発声できない障がい)など、日常の困難は多いです。
20代で脳に致命傷を負ってしまった
過去、印刷工(後に染色工)として働いていた時に、シンナー中毒になってしまった事があります。その時、脳が萎縮してしまいました。脳の萎縮は基本的に「元に戻らない」とされています。ただし、予防策は有って、脳を日常的に働かせることで脳に十分に血が巡り、萎縮の進行を予防できるといわれています。
脳が萎縮してしまうと職場での信頼関係にも支障があるし、統合失調症の悪化の引き金にもなるので要注意です。障がいが悪化することは、重いこと。実際、僕は職を失いました。
自分を「見つめ直す」ことは、苦しいけれど大切なこと
自分を見つめ直す時間を、ぜひ作ってください。
障がい者である限り、ハンデはハンデとして認知しなければいけません。その上で、バリアフリーな環境や配慮してくれる場所に身を置くことは必要でしょう。
障がいを抱えて暮らす中で「障がい者支援の会社」で人に頼ることは、とても大切なことです。僕自身も、過去には自死が頭をよぎる程に精神が病弱だった時期もあります。そんな時に相談できる相手がいると、人生が楽になるでしょう。「福祉の現場は助け合いの場であるべきだ」というのが、僕なりの理想です。そんなことを考えながら暮らした結果、今も就労継続支援A型事業所で、長く働き続けられています。
障がいを抱えていても普通に暮らせる環境を見つけ出して
ジルベルトでの僕は、会社でパソコンを触ることもあれば、工場に出向することもあります。多様な働き方を経験させて社会人として育て、スタッフ(利用者)の将来性を広げてくれています。勿論、個人の障がい特性に合わせた配慮もあります。自ら職務に適応し、自分に合った働き方を見つけることができれば、障がいを抱えていても大丈夫だと感じています。
是非、これからも誠意ある様々な方と一緒に働いていければ嬉しいです。