2022.01.06

障がいを持つまで、私は前向きな人間だった

こんにちは、Ayakoです。私が健常者だった頃「障がいを持つことなんて私には関係ない」そんな風に思っていました。しかし、今は障がいを抱えて生活しています。この記事を読んでいる皆さま、どうか障がいを他人事のように捉えないでいただきたいです。「双極性障害」という病気は、誰にでも起こりうる身近な病気になりつつあります。患者数も年々増加傾向にあるというデータもあり、まさに「現代病」として認識されてきています。

ただ、もしもうつ病になったとしても悲観しないでください。この記事を読んでいただくと分かるように、普通に生活をもう一度送れるようになれます。この記事では、私の過去の経験を元に「双極性障害」にどのように向き合えばよいかを紹介していきます。

見知らぬ土地で障がいが発覚

私は30歳で双極性障害と診断されました。出産して間もない時のことです。主人が転勤族であった為、当時は埼玉に住んでました。主人の実家は三田で、私の実家は広島。主人も私も地元を遠く離れ、知り合いもいないまったくゼロからのスタート。不安も当然ありましたが、埼玉に住むことができることが嬉しかったです。東京の街をブラブラ歩き倒し、関東での生活を満喫しました。

しかし、双極性障害が発覚してしまいます。こちらの記事でも書いた通りですので、ぜひ読んでみてください。姉に紹介された心療内科にしばらく通い、自分に合う薬と出会うことができました。そのおかげで、体調も随分と良くなりました。3ヶ月実家で暮らした後、埼玉での生活をスタートさせることができました。

今も当時から処方されている薬を飲み続けています。おそらく、自分に一番合っている薬なのでしょう。今でも多少気分のムラはありますが、比較的気分が安定している状態です。現在は、昨年の10月から現在に至るまで、週5で仕事を続けています。まずは1年続けること…これが今の目標です。

思い立ったらすぐ行動。元々は落ち込んだりくよくよすることと無縁の性格

学生時代は、ほぼアルバイトに明け暮れてました。旅行に行くお金が欲しかったからです。海外旅行に行くことが好きで、色んな国に旅行しました。中でも、ヨーロッパは一番お気に入りでした。好きすぎて、1人で旅行がてら留学した経験もあります。当時は多少は英語も使えましたが「このレベルでも意外といけるんだ」と思っていました。おそらく中学生レベルです。当時は思い立ったらすぐ行動に移すタイプの人間。今のように、落ち込んだりくよくよ悩んだりするようなことはありませんでした。

社会人になると車を購入し、あちこちドライブしました。住んでいたのが、広島だったので中四国を中心に周りました。歴史や文化に興味があるので、世界遺産などを見るのが好きです。アジアの歴史的建造物にも興味があるので、時間あれば家族で行ってみたいと思っています。

自分に関係ないなんてことはない。「双極性障害」は誰でも起こりうる病気 

ストレス社会と言われる現代社会。ますます激しくなる競争社会、管理社会のなかで、現代人は多くのストレスを抱えており、それが原因で「こころの病」にかかる人が増えています。この「こころの病」かかることは誰にでも起こりうることになりつつあるんです。

私も、かつては「自分には関係ない」と思っていました。しかしこちらの記事でも書いたように、友人の両親の不幸や育児の大変さなどがきっかけで「こころの病」になってしまったのです。しかし、例え「こころの病」になったとしても悲観しないでください。「こころの病」になったとしても、普通に生活は送れるようになります。

私はこの記事を通して「明るく前向きに生きようと思えば、回復できる」ということを皆さんにお伝えしたいです。障がいを持つことになっても「なるようになる」と、ある意味開き直ることが大切。必ず未来は開けます。

障がいを持つことになっても、慌てないでください。まずは心療内科に相談することをお薦めします。その後は、心療内科の先生に任せて「なるようになる」と開き直ること。最近はいい薬も出ています。あまり頼り過ぎるのも問題かもしれませんが、薬の力を借りるのも大事なことです。