2022.02.22

どうすれば希死念慮と戦える?うつ病との付き合い続けている私の対策

こんにちは、Yuyaです。うつ病を発症して早5年近く経ちました。うつ病1年目の頃は、不眠や過食、絶望感、希死念慮が身体を支配して、毎日を生きていくのが辛くて仕方がなかったです。それでも、治療を続けていくなかで、その症状は大分マシになりました。しかし「うつ病は一生もの」という言葉の通り、時折、症状が出てきては私を悩ませています。今回の記事では、襲い掛かってくる希死念慮や絶望感などの症状に、私がどう向き合っているのかを紹介します。

切っても切れない「希死念慮」との縁

うつ病における「過食」や「不眠」の症状は一度体験しましたが、今はその症状はもうありません。しかし、うつ病特有の気分障害にはいまだに悩まされています。気分が落ち込むことは勿論ですが、酷いときには「死」を意識してしまう「希死念慮」という症状が出てきます。

希死念慮は、今はそんなに頻繁に出てきませんが、発症した当初はひどかったです。現に希死念慮が原因で、3か月間近く入院していた経緯があります。

どうすればいいか分からず絶望。休む選択肢しかなかった

ジルベルトで働く前、私は3社ほど、一般企業で働いていました。しかし、仕事が合わなかったり、まだうつ病が完治していなかったりで、症状がぶり返していました。朝から気分が重い。希死念慮が起き「消えたい」と常に考え、どうすればいいかわからず、職場に行くのが億劫な毎日を送っていたのを覚えています。そんな状態では満足に仕事などできるわけもなく、何らかの理由をこじつけてお休みをいただいたりしていました。

どうすればいいか考えた末、私なりの希死念慮への対処を見つけた

希死念慮が出た時、どうすればいいのかを私は考えました。その結果、以下のような対処をしています。①の時は希死念慮の症状は軽く、②から③にかけては症状が重くなったときの対処法です。希死念慮に対してどうすればいいのか、参考にしてみてください。

  1. 誰かに相談する。
  2. 「症状は一時。我慢すれば必ず症状は治まる」そういった考えを持つ
  3. とにかく眠る。

①は、希死念慮が比較的に症状が軽いときの対処法です。

②の「我慢する」は、希死念慮や絶望感などの症状のことを何も考えずに今やるべきこと、やりたいことに専念する状態のことを指します。そうしていれば症状にかまけている状況がなくなり、体調も安定していきます。症状が軽いときは行動を起こし、重いときはただ嵐が過ぎ去るのを待つ。そんなスタンスを取っています。

それでも希死念慮でどうすればいいかわからないほど酷い場合は、③の「とにかく眠る」ようにしてください。現実から逃れて時間に解決してもらうことで、希死念慮が過ぎ去っていくこともあります。

どうすればいいかわからないなら、とにかく休もう

今でこそ穏やかな毎日を過ごせていますが、今後希死念慮やうつの症状が酷くならない保障はどこにもありません。その結果、仕事を手放さなければいけないこともあるでしょう。そんな時、何ができるのでしょうか。どうすればいいかわからない時期を過ごしていましたが、今の私なりの答えは「とことん付き合う」です。

本当にどうしようもない時は、休んで解決策を見つけていく。「人に甘えてはいけない」という考えを捨てて、甘えさせてもらうことが大切です。そうでないと、かえって仕事や日常生活に支障をきたしてしまいます。希死念慮について、どうすればいいかわからない人がほとんどだと思います。そんな時は、自分の心の悲鳴に耳を傾けた上で、どうすればより良くなれるのか、自分自身に問いかけて、その時はしっかり休むようにしてください。