2022.01.12

「できない」を応援してくれ、私は過去の自分と決別できた

こんにちは、Ayakoです。私は、双極性障害を持った主婦です。障害を負うことで、失うこともたくさんあります。私は今、同時に複数のことが出来ません。振り返ると、喫茶店のウェイトレスの仕事はこの作業に該当していたと思います。「お冷はあるか?」「コーヒーのおかわりを待っていないか?」「食べ終わりそうなお客様はいるか?」「会計待ちの人はいないか?」「厨房から料理が上がってないか?」考えただけでざっとこれぐらいのことが思い浮かびます。考えただけでも気後れしそうです。

「できていたことができなくなる」悲しいことですが、誰にでも起こりうることなのです。

この記事では、できないことを受け入れどう自分にどう向き合っていったかを書きました。同時に、私から見たジルベルトの魅力やジルベルト良さについても書いています。参考に見ていただけると幸いです。

自分に何ができるか分からず苦しむ日々。そしてジルベルトとの出会い

ジルベルトで働く前、私は喫茶店でウェイトレスの仕事をしていました。学生時代、ファミリーレストランでアルバイトをしていた経験があるので、ウェイトレスの仕事は自分でも得意と考えていました。接客には自信があった…それなのにうまくいきませんでした…。それから、できない理由を分析しました。病気を抱えているせいなのか、それとも単に年を取ったからなのか、それともずっと専業主婦でブランクがあったからなのか…。

「オーダーを正しく聞けない」「出来上がった料理をどこへ持っていったらいいか分らない」「テーブル番号や料理の名前をなかなか覚えられない」このように、いざお客様の前に立つと「冷静さを失いパニック状態」に陥りました。そんな私を周りは「あいつ大丈夫か?」のように思っていたことでしょう。

すっかり自信を失った私は、ウェイトレスのアルバイトを3ヶ月で辞めてしまいました。「私には何ができるのだろう。普通に働きたいだけなのに…」求人情報誌を見てはため息をつく日々。「でもなんとか働きたい」そう思い続けていました。そして何社か面接に行き、数社からいいお返事をいただいていました。でも、先に進めずに悩んでいました。

それは「どうせ自分はできないと途中で投げ出してしまう。新しいところに入ったとしてもすぐ辞めて、その繰り返しだ」このように悲観していたからです。

「やっぱり自分は、自分が障害をもっていることをオープンにして働いた方がいいのではないか」そう思いましたが、自分の障害をオープンにするにはなかなか勇気がいることで、決断できずにいました。そこでネットでいろいろと検索したところ、ジルベルトのホームページを見つけたのです。

ホームページを見ると「ガラスコーティング」「洗車」「工賃が高い」…?「なんか難しそう」というのが率直な意見。「でも見学を受付しているみたいだから、どんなもんか見てみようかな」とりあえず、夕方だったので電話してみました。メールを送ると、後日社長から返信がきて見学することになったのです。

優しそうな方(社長)と、なんだか早口で厳しそうな方(現在の私の上司、話してみると優しい方)がいて難しい書類を揃えないと面接にいけないと言われ緊張しました。会社に対しては「なんだか自分を育ててくれそうな会社だな」という印象でした。

思わぬ反対。散々迷い悩んだ挙句、出した結論

ジルベルトの見学をして、主人にそのこととを報告しました。ところが…「何の会社やねん?何社か大手の会社から返事もらってたやろ。どうなったん?そこにしとき」このように、ばっさり主人に切られてしまったのです。そして、面接辞退のメールをジルベルトの社長宛に送ったのです。

一度は諦めて、主人の勧める会社に行こうとしました。しかし、どうしても踏ん切りがつかず、電話で「やっぱり、辞めさせてもらいます」と伝えたのです。今考えると、社会人としてあり得ない対応をしてしまったと反省しています。それから、何社か面接を受けました。「是非、来て下さい」と言われることがあっても、行く決心がつかず辞退する日々。完全に行き詰っていました。そんな時ジルベルトの社長から頂いたメールを思い出したのです。

「うちは、いつでも受け入れますよ。いつでも何かあれば相談に乗ります」という温かいお返事。

メールでやりとりしていくうちに、社長の温かい対応に心を打たれ「面接に進んでみようかな」と思えるようになりました。そして面接は、見学の時の厳しそうな方が担当されたのですが、私が言ったことを聞き逃さないようにメモしてくれていたのです。

「今まで何社も会社受けてきたけど、ここまで丁寧に耳を傾けてくれる会社があったか!」そう衝撃を受けました。

同時に見学の時、最初に感じた印象通り、丁寧に面倒を見てくれる会社なのかなという印象を受けました。そして、私は入社することを決意したのです。主人も説得しました。今では、主人は「今の会社に勤めておけばいいんじゃない?」と言ってくれています。あの時、社長とのメールのやりとりがなければ人生変わっていたと思います。

今、ジルベルトに入って本当に良かったと感じでいます。私はジルベルトを「自分を成長させてくれる会社」「自分の知らない良さを引き伸ばしてくれる会社」と考えています。これからも貪欲に、自分を成長させるためにも「素直さ」「謙虚さ」を忘れないよう日々精進して参ります。

ジルベルトは個々を評価してくれる会社。みんなの役に立てる仕事がしたい

一般社会では、自分が会社でどう評価されているのか、なかなか自分では分からないことも多いでしょう。しかしジルベルトでは、私をきちんと評価してくれ、どこが良いか教えてくれています。同時に短所も指摘してくれます。長所は「コミュニケーション能力が高い」「真面目」「行動力がある」短所は「人と比べる」「言葉のやりとりが雑」

ジルベルトで働いていくうちにいつしか「みんなの役にたてる仕事がしたい」「みんなと共に喜びややりがいを分かち合いたい」という気持ちが生まれてきています。まだまだ、未熟者ですが「どうすれば、みんなに分かりよいか」に重点を置き日々頑張っていきたいです。

過去の自分と決別!今の自分がちょうどいい!多くの人に働く喜びを感じて欲しい

ウェイトレスのアルバイトをしていた頃の私。自信を失い前に進めないでいた日々。それに比べてると「今の私、自信持って堂々としていられる!こんな日々が来るなんて!」と、働く喜びを感じています。この記事を読んでる皆さま、少しでも仕事について前向きに考えてもらえたらと願っています。