2022.02.10

ほんの少しの行動で未来が変わる。うつ病から抜け出すヒント

こんにちは、Yuyaです。うつ病は、今や15人に1人が発症する可能性がある病気で、私も抱えています。発症した当初は絶望しかありませんでした。しかし、今は何とか穏やかな生活を送れています。今回の記事では、私と同じうつ症状を抱えている人達が、少しでも辛い境遇から抜け出していけるようなヒントを書いていきたいと思います。

私はうつ病、特に気分障害がひどい

私はうつ病持ちです。かかった当初は「不眠」や「過食」症状が中心でしたが、医師、家族、友人の助けのおかげで、その症状は今ではほとんど出ていません。ただ一点だけ、今も困らされているのが「気分障害」です。具体的にはマイナスの感情が身体中を駆け巡ったり、全身が重くなったりして、朝起き上がるのが困難な状態に陥ります。発症当時に比べると大分マシになったとはいえ、ぶり返すと、中々辛いものです。

気分障害の一番重い形は希死念慮

一番酷いときの気分障害の症状は、自殺を企図する「希死念慮」でした。ただ会社に行くだけなのに、周りの人からの言動や気分を読み取った気になり、気持ちが落ち込み「人間」そのものが怖くなっていた時期もありました。そして、最悪の行動に踏み出そうとした機会が二回もあり、その度に人に心配を掛けてしまいました。その頃のことは、以下の記事で詳しく書いています。

どんなに辛い「雨」にあっても、必ず終わりはやってきます

今も気分障害の悩みはありますが、希死念慮が出てくることは、ほとんどありません。環境や人のおかげでもありますが、何より「時間」が私を助けてくれました。

「やまない雨はない」その言葉通り、どんなに苦しい出来事であっても、必ず終わりはやってきます。永遠に続く雨に思えても、必ず晴れて、温かい光を浴びることができます。そこに至るまでの道のりは決して、平坦ではありませんが、それでも歩む続けていくことをやめないでください。

障害や境遇に負けないためにも、行動する勇気を持ってください

障害があっても働くことは可能です。しかし、ただ誰かが手を差し伸べてくるのを待つだけではいけません。今の辛い境遇から抜け出すためには、何ができるのかを自分なりに少しでも考えて行動することが大切になります。

水は流れていないと腐ってしまうように、人間も何かしらの行動を起こさないと、壊れてしまうと私は考えています。だからこそ、ほんの少しでも良いから、自分の未来のために何ができるのかを考える勇気を持って下さい。自ら動けば、何かかが変わります。一歩を踏み出す勇気を忘れないで。