2022.02.14

うつ病患者が語る。不安を消し去る対処法

こんにちは、Yuyaです。人間生きている限り「不安」はあります。それは既に起きてしまったことであったり、未知の出来事に対してだったり様々でしょう。私自身もそうです。今回の記事では、私が抱いた不安なことに対して、どのような考えでどんな対処を行ってきたのかを紹介していきます。

今、特に大きな悩みはない。その理由とは?

私はうつ病を患っています。特に気分面での落ち込みが今でも残っています。しかし、それによって特に大きな不安が付きまとっているのかと言うと、そんなことはありません。嘘と思われるかもしれませんが、今の私の心は非常に穏やかです。それはジルベルトでの仕事が自分に合っており「誰かの為に貢献できている」という確たる実感を持てていることにあると思われます。

自分ができることを精一杯やる。それができている現実は何て素晴らしいのだろうかと日々、感謝しています。

世間が求める生き方を考えた結果、私は窮屈な思いをしていた

過去の不安を挙げるとなると、真っ先に思いつくのが「生き方」でした。

うつ病を発症してからの私は、とにかく「人からどう見られているのか」が心配で、毎日不安な日々を送っていました。「定職に就いていない」「周囲に迷惑を掛けている」そんな自分が非常に疎ましくて腹正しかったことを覚えています。だからこそ、世間から望まれるような「生き方」をしないと駄目なのではと思っていました。しかし、それはとても窮屈な日々でした。

そんな私を救ってくれたのはある一冊の本でした。内容は「人間が死ぬときになって後悔するのは、冒険をしなかったこと」について書かれている本です。

「人生に正しいも間違っているもない。大切なのは、どれだけ心の赴くままに生きていけたかなのだ」そう受け止めた私は、もう、世間体のことはあまり気にならなくなりました。すると自然と生き方に対しての不安は和らいでいきました。

「希望」を受け取るだけではなく、周囲に与えられる人になろう

障害に対しての不安はありませんが、金銭面での不安はあります。私は今のお仕事に愛着を持っています。しかし、その仕事だけで、これから先親元から自立して生活できるのかと言われれば、正直不安です。そんな不安に対して、私はどう向き合っているのでしょうか。

答えは、少しでも己を磨くことです。

ある職員さんから「与えられる側の人間になれるように励みなさい」と言われました。私がこれから先、ジルベルトで働いていくためにも、享受する立場に甘んじるのではなく何かを生みださる人間にならないと意味がありません。そのため私は毎日、ジルベルトの内外に対して何ができるのかを考えて、まとめあげています。すぐに実を結ぶわけではありませんが、いつか来る「未来」のための下準備をすることで、それらの不安と向き合っています。

今一時、力の限り現在を生き抜けよう

不安と向き合うためには「行動」あるのみです。先のことや過去の出来事を目を向けて、立ち止まってしまうのではなく「今私が存在しているこの時間と空間」を生きることを意識していけば、不安と向き合えると考えています。その一時の積み重ねが、より良い未来を作り出していけるのだと私は信じています。