2022.02.15

障がいがあっても目標は高く。「文化」と出会い続けたい

こんにちは、Shinichiroです。今回は僕のこれからの「目標」についてお話ししていきます。日々過ごす中で目標を持つことは、とても大切なことです。なぜなら、人は目標を持つことにより、自然と前向きに過ごせるからです。目標は達成すれば経験となり、継続によって忍耐力が身につくものだと実感しています

趣味も仕事も今が勝負時

僕の今の目標は、趣味と仕事の継続です。

まず趣味について。僕は小説を読んだり、毎日の筋トレを欠かさず行うようにしています。最近では漫画を読む習慣もつきました。小説か漫画か、その日の気分次第で自由に選んでいます。本を読む時間は1日1時間、トレーニングは30分です。目標を持って、タイムスケジュールを組むことにより、趣味の時間は安定して楽しめています。そんな41歳です。

仕事面では、現在は、コラムの執筆と地域清掃が主たる仕事です。地域清掃には、週1回出ています。そこでは地域住民の方と挨拶を交わしたり、感謝されたりして不思議な気持ちになることが多いです。この仕事を始めてからというもの「人ってこんなに優しかったっけ」「住民が地域清掃員にこんなに気を遣ってくれていいんだっけ」とまるで世界が変わってしまった気分になります。

コラムの執筆に関してですが、ジルベルトの職員さんにはプロのWEBライターの方がいます。その都度、職員さんから校正をいただき、レクチャーを受ける日々です。僕は心の中では「今がチャンス!!」と信じています。ですが、実際には、質の高いライティング記事を書くのは、なかなか難しい仕事だと実感しています。

どちらの仕事も、日々のノルマとしての結果だけではない「誰に認められる存在になる」という魅力的な目標を持っています。

若い頃の「目標」は、社会人になり実現させた

僕が20歳の時に実現した、一つの目標について振り返ってみたいと思います。

僕は若い時から職人になるという『目標』がありました。きっかけは僕が小学校を卒業した記念に、父親が京都の「西陣織会館」に連れて行ってくれてたことです。その時に機織り職人にとても興味を持ちました。

20歳で就職した印刷会社の『スリッターオペレーター』という職は、正に電気を使った機織り機のような機械です。3000メートル位ある印刷済みのロール紙を15cm〜50cm位の輪切りに裁断する仕事でした。やりがいがありましたが、挫折もありました。

機械のオペレーション作業から学ぶことは多かったです。アンティークといっても過言ではない、使い古された機械には、独特のコツが必要であり、苦労しました。それでも、最終的には「職人になる」という目標は達成できたと感じています。正に、日本の工芸文化の一端を体験できた気持ちでした。

すぐに印刷の現場に転属になりましたが、当時のスリッター機のオペレーション技術は印刷工の仕事でも生きました。職人としての仕事は、僕に自信と誇りをくれたのです。ですが、印刷の仕事はスリッターの時とは違い人間関係でのリスクをはらんでいました。結果退職することになりましたが、それも含めて、今となっては貴重な経験です。

今は、果たせていない目標が山積み

僕の今の目標はタッチタイピングで高評価を取ることや、英会話を学び、実践することです。この目標を達成できれば、将来の仕事に必ず役立ちます。実は、学生の頃に、ヨーロッパやアメリカに旅行に行ったことがあるのですが、何も通じず、ガイドさん任せだったことを悔しく思っています。僕の目標である「英会話ができるようになる」は、世界中の文化に触れるための最初の一歩として重要だと思っています。

しかし、本当はまだまだやりたいことはあるのです。AdobeのCreative Cloudを使いこなすこともそう。デザインを学ぶこともそう。今までは「やる気がない」のではなく「時間が足りない」という言い訳をしていました。ただ、平日が無理でも、休日に朝早く起きれば、頑張れる学びのチャンスがまだまだあると思うのです。

新しい世界への探究にワクワクが止まらない

今僕が目標にしているのは、英検2級です。英検2級は高校卒業レベルの等級なので、今からでも頑張れば、手が届くと思っているのです。とにかく毎日参考書を開いて5ページは熟読する。そして過去問の3〜4問でもいいから、1日でやり遂げることが必要だと思っています。目標に向けてゆっくりと前進していきたいと思っています。

僕は、色々な文化を通して新しい世界と繋がれることを求めています。小説を読むことも事業所の外での仕事を果たすことも、新しい世界への繋がりです。

その為にはとにかく、何でも手をつけてみることが重要だと思っています。実際に始めてしまえば実力は自然と実るし、一歩づつでも前に進んだ感覚を得られます。その結果、やりがいを感じていけるものでしょう。

人生を振り返ってみて改めて、僕の目標は「文化を身につけること」だと気付きました。ひとつひとつ「外の文化」だと感じていたことを「自分の中にある文化」に変えていきたいです。