こんにちは、Yuyaです。ジルベルトで働き始めてから2ヶ月が経ちます。まだまだ未熟な点はありますが「うつ病」を発症した頃に比べると、見違えるほど元気になりました。振り返ると、元気でない頃と元気な頃を分けたのは「仕事の内容」ではないかと考えています。
そこで今回は、過去と現在の仕事内容を振り返りつつ、私が今後どんな思いで働きたいのかを書いていきたいと思います。
現在、他者の立場に立って働くことを意識している
私はジルベルトでは大きく分けて2つの仕事をしています。1つ目はアニメサイトに投稿する記事を書く仕事です。自分なりに感じたアニメの見所や良さなどを考え、分かりやすくまとめて書いています。2つ目は食品や物流加工等を扱う会社で倉庫作業や工場作業を行っています。
両方の仕事に共通していることは、商品を受け取る側や記事を読む側といった「他者の気持ち」を考えて取りかかるべきという点です。自分の判断が追いつかない場合もあるので中々大変。しかし「働く」とは結局のところ、他者の立場に立って取り組むことだと考えているので、良い勉強の場だと思って仕事をしております。
うつ病を発症したことで、自己分析して仕事を選ぶように
私はジルベルトに来るまで、3つの仕事を経験しました。1つ目は施設に住んでいるお年寄りの食事、入浴、排泄等の日常生活の介助をするお仕事。高齢化社会において貢献できる人材になりたいと思い、働いていました。2つ目は郵便局でお客様から依頼された商品を検品し、梱包、発送するお仕事。3つ目は物流会社で受け取った荷物をパソコンで打ち込んだり、大事な資料を他の事業所へと発送するお仕事をしていました。
ただ、どの仕事も一年も続きませんでした。その理由は、私の特性上どれも合わない仕事だったからです。けれども、そのことに気付かなかった私は、合わない仕事なのに無理に頑張ってしまいました。その結果、1つ目の仕事の時点で「適応障害の抑うつ状態」で2つめの仕事で「うつ病」だと診断されました。うつ病だと診断されてから約3年後に物流会社の仕事についたのですが、再び「うつ病」がぶり返してしまいました。
これらのことを踏まえて主治医は、私自身の「うつ病」の症状の波は仕事の内容が大きく関わっているのかもしれないとおっしゃいました。今後仕事に就く上では、自分の特性をもっと深く分析して選ぶ必要があるとおっしゃったので、気を付けていきたいです。
現在はうつと向き合いながら、工夫して仕事をしている
今は非常に体が楽です。自分にとって合う仕事ということも理由のひとつです。しかし1番の理由は、自分がどんな仕事をしていて、それが結果としてどんな成果を生み出すのか…それがはっきり理解できているということにあると考えています。
「うつ病」のせいで疲れやすくなり、そのことを周囲に指摘され、心配をかけてしまうこともありました。ため息をつく回数が多かったり、集中力が乱れていると指摘されたりもしました。特にアニメ記事作成は倉庫・工場作業よりも「考える」時間が多いため、それが苦しいと感じてしまうことがあります。けれども、今ではあらかじめ記事作成の資料を準備することで「考える」負担を軽くしています。
創意工夫をすることによって自分がよりよく働ける環境を作る。今までの仕事においてやれていなかったことができているのは嬉しいです。
ベストを尽くす。そのために自分の適性を見極めることが今後の課題
今後は、体調や心のケアに対するサポートが比較的に受けられやすい「障がい者枠」か「特例子会社」で働きたいと思っております。自分の障がいのことを隠したまま就労する「クローズ」だと、症状が酷くなったり負担も大きくなると考えたからです。けれども、ただ単に相手からの助けを受けるのではなく、私自身が障害に対する理解を深め、仕事に対する認識を改めたいと考えています。
そこで今後ジルベルトでは、自分の体や心のケアを念入りに行い仕事でのベストパフォーマンスを遂げられるようにします。仕事をしていくなかでも自分にとっての得意・不得意を見極めたいと思います。